
凄く程度がよいハコスカでエンジンも好調なのですが、アイドリング時のオーバーヒート・走行時のオーバークールなど少し問題を抱えているようです。順時調べて、解決していきたいと思います。
ハコスカGT-R「オーバークール・オーバーヒート」
この車輌のファンとラジェーター、そしてオイルクーラを見て直ぐに感じたのはファンの向きが逆だと思いました。回転方向に対してブレードの形状が違う気がしました。真上から見て赤の回転方向に対してブレードの形状が逆なんです。
専門ショップではこれが正解だそうですが、お客さんはアイドリング状態でオーバーヒートになって困って居るのです。そこで実際はどうなのか走ってテストしました、走行後室温30度の工場でアイドリングすると20分で油温75度・水温93度。水温がドンドン上がってきます。
ファンを正常と思われる方向に変えました。
ファンは16mmオフセットされているのでラジエーターに16mm近づいた様です。ラジエーターとのクリアランスが少なくなり過ぎるのが気になります。これは後で調整する必要がありそうですがこれで同じ様なテストしてみます。
工場内の温度は今日33度です。
走行後20分アイドリングで油温75度、水温89度。
かなり効果有りますが更に効果上げる為にシュラードを付ける事にしました。
GT-Rには存在しないようですがオーバーヒートしてエンジントラブルに成るよりは良いのでは無いでしょうかね。
元々無かった物を付けなければ成らないと言うのはエンジンがノーマルではないからです。
圧縮比、排気量、カムシャフトの変更に成っている為にアイドリング時の発熱量が多く成っているんでしょう。
L型用ファンシュラードを切った貼ったして取り合えず作ってテストしました。
工場室温36度、アイドリング20分後油温78度、水温86度。
水温凄く安定しています。
かなり効果有りましたので正式にシュラウド制作します。
期待してください。