MITSUBISHI LANCER EVOLUTION 8 GSR

  • この車両は、友人のD1仕様フルチューンシルビアに触発されたオーナーの通勤快速仕様車です。
    エンジンはガスケット以外ノーマルで、補機類をすべて強化品に換装。
    スクランブルブースト+NOS噴射時は550PSを発揮します。(セッティングを煮詰めれば600PSまで対応可能)
    ランエボの4G63型エンジンはトラブルが多く、チューニングには不向きとされていましたが、エボ7以降は耐久性もグンとアップ。
    エボ8の4G63ではRB26なみの耐久性があります。
  • 主なチューニングメニュー

    エンジン関係
    強化ガスケット
    大容量(880cc)インジェクター
    大容量燃料ポンプ×2+ワンオフコレクタータンク

    制御系
    MOTEC M4F1

    足周り
    オーリンズ車高調整キット
    強化ブレーキパッド

    駆動系
    ATS製強化クラッチ(カーボンツインプレート)

    補機類
    T67 25Gタービン
    トラスト汎用ブローオフバルブ
    トラスト汎用ウエストゲート
    トラスト汎用インタークーラー
    トラスト汎用オイルクーラー
    強化ラジエター
    吸気パイピングワンオフ製作
    エキマニワンオフ製作
    マフラーワンオフ製作
    NOSインジェクター+NOSタンク×2

    デフも強化したいところですが、エボ8の電子制御4WDシステム(AYC+ACD)の特性をオミットしてしまうのは勿体無いので、
    今回はクラッチのみの強化としました。
    カーボンは、旧来のメタルプレートと異なり、つながりも穏やかでコントローラブルです。
    強化ガスケットで圧縮比を下げ、2リッター車にはちょっと大きめのT67タービンを装着しているため、
    低回転域やオフブースト時はちょっとレスポンスが悪いです。

     



    低回転域やオフブースト時レスポンスが少し悪いその分、パワーバンドでのパワー感・レスポンス・扱いやすさは抜群です。
    パワー数値の割に扱いやすいのが特徴です。
    スクランブルブースト+NOS噴射時は100PSほど上乗せされるため、チューンドGT-Rやチューンドロータリーとは一味違う強烈な加速感が快感です!



    トランクルーム内に設置されたワンオフコレクタータンク+NOSタンク×2
    チューンドGT-Rのような底なしのトルク感や、チューンドロータリーのような強烈な高回転の伸びは無いのですが、安定感があって扱いやすいくオススメの仕様です。

    室内はシンプル。
    センターパネル上の追加メーター以外、目だった変更点はありません。
    乗り心地を損ねることなく、トラクションを稼げるオーリンズの足周り+賢い電子制御4WDも相まって乗りやすさ抜群です。
    長距離ドライブも楽々こなします。
    次のステップとしては、エンジンの排気量アップによるドライバビリティの向上とパワーアップ。
    それに駆動系の更なる強化等を考えているようです。


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